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    熊:おい
    大旦那:あっ、熊さんかい。さあさあ、こっちに入っとくれ。いやあ、忙しいところ御苦労さま
    熊:んん、どういたしまして。とんでもない。いやいやいや、それよりね、あのー、あっしはね、若旦那さぁ、具合が悪いってのは知ってんですよ。知ってるんだけどねえ、見舞いに来なきゃいけねえと思ってながらね、もーうここんところやけに仕事が忙しいんでねえ、ええ。もう、来てえと思っても来られなかったんで、すっかりごぶさたしちゃいましてあいすいません。えぇ、で、若旦那、具合はどうなんです?
    大旦那:んん、ありがとう。いやぁー、それがね、どうも、弱ったよ。
    熊:そうですか。弱りましたか。じゃあ、もう誰か葬儀社や寺の方に人が行きましたか。
    大旦那:おい、うちのせがれはまだ死んじゃいないんだよ。
    熊:死んでねんですか。ああそうですか。なぁんだ。
    大旦那:なぁんだ? がっかりしちゃいやだよ。えぇ?いや、その弱ったというのはね、その、何の病気だか分からない。つまり、病名が分からないってんだ。
    熊:お医者様に
    大旦那:いや、そりゃ見せたさ。えぇ? もーう、あっちのお医者様、こっちのお医者様、ねぇ。いっぱい見せたんだけれども、どのお医者様もただ首をかしげるだけ。えぇ? 病気が分からないんだから、手の施しようがないってんで。えぇ。弱ったよぉ。もう当人どんどんどんどんやせ細っていくねぇ。えぇ、ところがね、2,3日前に来てくださったお医者様。中々に御上手な方と見えて、私が見てどこも悪いところがない。ただああやって弱っていくといのは、これは気の病だ。何か殻に思っていることがあるに違いないから、それを聞き出して、その思いを叶えてやれば、きっとあの病人は良くなると。こう言ってくれたんでね、うん。それから、ゆんべですよ。あとしと、それから番頭さんとね、二人で一生懸命せがれに聞いたんだけれども、やぁ、内気な性分ってえものも、そういうときには困ったもんだよ。何としても言わないんだ。えぇ? とどのつまりに、まぁ、熊さんにだったら、話をしてもいいと、まぁ、こういうところまでこぎつけたんだ。ねっ、そこでまぁ忙しいとこ今日来てもらったんだ、一つねえ、えぇ、せがれんとこ行って、その腹に思ってることを聞き出してもらいたいんだ。
    熊:あぁーん、そういうことですか。いやいやいや、おやすいごようでございますよ。そんなこたぁ。えぇ、いや、そりゃね。あっしは若旦那の贔屓役者ですからね。そりゃあ、あっしには何でも喋りますよ。えぇ、大丈夫です。ええ。必ず聞き出して見せますから。ええ、もう喋らなかったら張り倒してでも吐かせますから。
    大旦那:おい、うちのせがれは罪人じゃないんだよ。えぇ? そんな乱暴な事しちゃいけないよ。なにしろお医者様の言うにはね、この分でいくってぇと、5日ともたないよなんて言ってるんだから、いいかい。身体がすっかり弱り切ってんだから、お前さん大きな声で耳元でガンガンガンガンやるってぇとね、えぇ? 身体に障るから。いいね。なるべくこの、やんわりと。いいかい、ねっ。やさしく聞いてやっておくれよ
    熊:へい、分かりました。心配いりませんよ。大丈夫ですよ。えぇ、ええ。若旦那は。え? うん、離れ? ああ、そうっすか。へい。じゃ、分かりました。行ってまりますから。どうも。へい。 (移動)冗談じゃねえ、なっ。えぇ? そうやって甘やかすから病気が良くならねえんだよ。ったくしょうがねえ。少し威勢付けてやろうな、ええ。よっこらよ。ふん。 (大声で)おや、若旦那! 若旦那!!! なぁんだ本当にもう!! えぇ? そんなところに寝てて、どうしたんですよ。駄目だよ、病は気からってんだよ。えぇ? 自分でもって良くなろうとしなきゃねえ、どうやったって病ってえのは良くならないんだよ。しっかりろいなしっかり!!
    若旦那:お前……大きな……声を出しちゃ……はぁはぁ……いやだよぉ……
    熊:こりゃ葬儀社行った方がはええやこりゃ。若旦那。駄目ですよ、皆心配してるんですよ。分かりました。大きな声は出しませんがね、ええ。ちょいと話をしてください。ねっ、私はね、あのー。若旦那にね、あの、ちゃんとね、いいようにしますから。ねっ、その病名が分からねえってんじゃありませんか。えぇ? なんなんです。その病気ってえのは。
    若旦那:医者には……分からなくたって……あたしには……分かってる。
    熊:ふーん、医者に分からねえでおめえさんに分かるんですか? じゃあ、若旦那が医者になった方がはええですね、そりゃ。へぇ、なんなんです? あっしになら喋れるんでしょ? 言ってごらんなさい?
    若旦那:うん……でも……お前……笑うとやだなぁ……
    熊:いやぁー、笑いやしませんよ。人が患ってんじゃありませんか。それ聞いて笑うって奴がありますか。えぇ? 笑いやしませんよ。ねっ、仰ってください。えぇ? なんなんです? なんです?
    若旦那:うん……それじゃあ……話すけれどね……実は……んふっ……でも、お前……なんだか……ふふっ……笑いそう(笑いながら)
    熊:お前さんが笑ってんだよ。あたしは笑ってねえんだから。えぇ? さっ、仰いなさい。ねっ、仰いなさいよ。
    若旦那:うん……じゃあ言うけど……恋煩い……
    熊:なんです?
    若旦那:恋煩い……
    熊:恋煩い? ぷふーっ!
    若旦那:ほらー、笑ったじゃないか……
    熊:いやぁ、ふふっ、いや、勘弁してください。いっぺんだけ笑わせてください。へぇ、そうですか。いやー、話には聞いてますよ。あるてえ話は聞いてますけど、その病にかかった人に会うのはあっしは初めてで。あっしの周りにはそんなの一人もいませんからねえ。大層古風な病ですなぁ。どうも。そんな病気をいってえどこでしょいこんで来たんです?
    若旦那:実は……今から二十日ばかり前だった……定吉を共に連れて……あたしゃ上野の清水さんへおまえりに行ったんだよ……
    熊:あぁ、いいことしやしたね。ええ、信あれば得ありってえますからね。えぇ、またあのね、清水さんってえのは高台にあるから見晴らしがいいんですよ。あっしもすきでやすから。ええ。ねえ、ちょいと下見るってえと弁天さんの池がたぁーっとあってねえ、えぇ?向こう側丘湯島の天神。えぇ? 神田の明神。こっち方見るってえとまつし山商店の重み。(聴きとり困難))何とも言えねえや。ねぇ、そんでまたねえ、あのお堂の脇のあの茶店。あそこに寄りましたか? あそこはまたおつな家でねえ。えぇ? 腰をかけるってえと苦い茶に羊羹がる。あのまた羊羹がおつな羊羹でねえ。あれ幾つ食べました?
    若旦那:羊羹なんかどうでもいいんだよぉ……まもなく……あたしの目の前に……ね……共の女中を三人連れたどこかのお嬢さん人が腰をかけた。あたしゃそのお嬢さんの顔を見て驚いたよ。
    熊:へぇ、目が三つですか。
    若旦那:そうじゃない……水の垂れるような人なんだ……
    熊:そうですか。そりゃあ可哀想にねぇ。へぇ、じゃあはええ話が蜜柑を踏んずけたような顔なんですか?
    若旦那:違うよ……元気ならぶつよ……もう……いい女のことをね……水の垂れるなと言うんだよ……
    熊:はぁー、そんなこというんすか。えぇ、知らなかったもんですから。ええ、なるほど。
    若旦那:あたしそのお嬢さんの顔をじーっと見ている……お嬢さんもあたしの顔を見ていた……しばらく経つとお嬢さんが立ち上がる途端に、膝の上に置いてあったちゃぶくさがおっこったんだが、それにも気がつかないでお嬢さん行きかけた。あたしゃ急いでそれを拾ったんだよ。
    熊:高く売れましたか?
    若旦那:売りゃあしないよ……後を追ってって、お嬢さんに渡すと、真っ赤な顔をして、蚊の鳴くような声で礼を言ってから女中となにか話をしていた。そのうちにね、包みの中から短冊を取りだすと、筆の運びも鮮やかにさらさらと何かしたためて、あたしにその短冊をくれて、軽く会釈をすると行ってしまったんだが、ねえ、熊さん……その短冊というのがこれなんだ……ごらん……せをはやみ……岩にせかるる滝川のときて……うぅううぅっ……
    熊:泣くこたぁねえじゃありませんか。えぇ? な、なんですって? せをはやみ 岩にせかるる滝川の? 短けえ都々逸ですね。
    若旦那:都々逸じゃないんだよ……これは崇徳院さまの御歌で、下の句が割れても末に会わんとぞ思う。今は別れ別れになっても末には夫婦(めおと)になりましょうという心の歌なんだ。さぁ、これを貰って帰って来てからというものは、何を見てもお嬢さんに見えるんだよ。床の間の掛け字の達磨さんがお嬢さんに見える。鉄瓶がお嬢さんに見える。火鉢がお嬢さんに見える。こうしていたって、お前が……お嬢さんには見えない……
    熊:なんであっしだけ外すんだよ。えぇ? そうですか。分かりました。じゃあ、はええ話がね。その、若旦那。そのお嬢さんと一緒になれりゃあね、夫婦になれりゃその病気ってえのは治っちゃうんですね。なあんだ、本当に。早く仰いよ。早く。えぇ? そりゃ大丈夫ですよ。あっしはね、これからね大旦那とこいってかけあってね、えぇ。そのお嬢さん一緒になれるようになんとかしますから。んなそんな心配(しんぺえ)することありません。じゃあ、すいませんが話がしにくいからそこにあるなんてんですか。た、短冊ってえの。それちっと貸して下さい。いえ大丈夫ですよ。すぐに返しますから。へい。どうも。じゃあちょっと借りてきますよ。うん。 えぇ、行って参りやした。
    大旦那:あぁ、ご苦労さん。ご苦労さん。えぇ、うん。それでせがれは何と言ってた?
    熊:えぇ、実はせがれはね
    大旦那:お前までせがれということはあるか。えぇ? なんだい。
    熊:えぇ、実はね、えぇ、今から二十日ばかり前だそうですよ、えぇ。なんか定吉と一緒になんか上野のね、清水さんにお参りに行ったんですって。うん、でね、お堂の脇にね、茶店があるでしょ。あそこに入ったんです。またあの家もおつな家でね、腰をかけるってえと苦いお茶に羊羹が出てくる。その羊羹がまたべらぼうに美味い。
    大旦那:あぁ、そうかそうか。せがれは下戸だからな。その羊羹が食べたいてえのか?
    熊:いやあそうじゃねえ。羊羹はあっしが食べたい
    大旦那:なにを言ってるんだ。なんなんだ早く話しな。
    熊:いや、ちょいちょいちょい、ちょいと待ってくんない。話は順を追っていかねえってえと分かんなくなっちゃう。ねぇ、ええ。まぁ、間もなくね、その若旦那の前に、女中を三人連れた何処かのお嬢さん風の人が腰をかけた。ひょいと顔を見たときに驚いたそうですよ。
    大旦那:どうしたんだい?
    熊:えぇ? そのお嬢さんの顔。蜜柑を踏んずけたような。
    大旦那:そりゃあ、御気の毒だな。
    熊:いやぁーそうそうそうそう。そうじゃねえ。あっしもそう思ったの。御気の毒じゃあないんですよ。ほら、えぇ? よく言うでしょ。良い女のことを。ねえ、水がこぼれたようなと。
    大旦那:水の垂れるようなてんだよ。
    熊:どっちにしたって濡れてますな。
    大旦那:何をくだらないことを言ってんだ。うん、で、どうしたんだい。
    熊:で、お互いに顔と顔をこう見合わせているうちに、お嬢さんの方がすっと立ち上がったんですね。膝の上に乗っけておいたちゃぶくさを落っことしたのにも気づかないで、すーっと行きかかったんで。若旦那、直ぐにそのちゃぶくさってえのを拾って、売ったと思いますか?
    大旦那:思いやしないよ。そがれのこった、ちゃんと届けてやったんだろ。
    熊:そうなんですよ。えぇ。あとを追いかけて落としましたよってんで、渡すってえとお嬢さん顔を赤らめて、蚊の鳴くような声でもって礼を言う。ねっ、女中と何か話をしていたが、包みの中から短冊を出して筆の運びも鮮やかにすらすらと何かしたためて、それ、若旦那に渡して行っちゃったってんですね。それ、それがね、それがね、えぇ、旦那、これなんです。これ。これ、ほらここに書いてあるでしょ? ねっ、ほら、あのね、うっ、うん。詠んでごらんなさい。
    大旦那:なんだい。えぇー、せをはやみ 岩にせかるる滝川の
    熊:短けえ都々逸だと思うでしょ?
    大旦那:思いやしないよ。これは崇徳院さまの御歌だ、なぁ。下の句が割れても末に んん? 会わんとぞ思う
    熊:へぇ、親子ですねえ。やっぱり言うことは似てるな
    大旦那:馬鹿なことを言うんじゃない。親子でなくなっておんなじこと言うよ。
    熊:ははぁ、なるほど。ふんふん、で、これを貰って帰ってきてからてえものはとにかく若旦那は何を見てもお嬢さんに見えちゃう。ねぇ、ええ。床の間の掛け軸がお嬢さん。それからこっちのね、えぇ、鉄瓶がお嬢さん。火鉢がお嬢さんってんで、あっしだけ違うんですけどね。もうそうなっちゃった。
    大旦那:そうか、分かった。親馬鹿ちゃんりんだ。なぜそこに気がつかなかったかな。そうかい。あたしゃいつまでも子供だ子供だと思ってた。恋煩い。そうなの。うん、よしよし。じゃあ、あの、なんだ。そのお嬢さんと一緒にさせてやれば、せがれは治るんだろ?
    熊:そうなんですよ。
    大旦那:そうか。せがれが気にいった娘さんだ。ねえ、間違いはなかろう。家の嫁にしてやろうじゃないか。で、どこのお嬢さんなんだ?
    熊:へ?
    大旦那:どこのお嬢さんだ?
    熊:へぇ、それがね、そらぁー、ねえ。どこなんですかねえ。
    大旦那:どこなんですかねえってお前なぜ聞いてこない。
    熊:聞いてこないってねえ。若旦那の方が言わねえからねえ。
    大旦那:言わないからじゃないんだよ。それじゃあ子供の遣いとおんなじじゃない。なぜそこでお嬢さんの名前聞かないんだ。
    熊:聞かねえたってねえ。うーん、そりゃ、そこまで立ち入るのはね
    大旦那:強情なんだよお前は。素直に謝んなさい。えぇ? なぜ聞いてこなかったかね
    熊:うーん、若旦那もそそっかしい。
    大旦那:まだ言ってやがる。早く行って聞いてきな。
    熊:へい。 若旦那!! 若旦那!!!!
    若旦那:また大きな声を出しちゃ……嫌だって……
    熊:そんなこと言ってる場合じゃねんですよ。肝心な事をあっしは聞き忘れやした。えぇ。どこのお嬢さんです?
    若旦那:分からない……
    熊:分からない? なめえも所も分かんねえんですか? 弱ったねそりゃ。患うぐらいならなぜ聞かねえんですよ。
    若旦那:だってあたしゃ……短冊貰ってぽーっとしてたから……聞けなかった。
    熊:ふーん、本当にしょうがねえ。定吉だって付いてるんだからそれぐらいのこと気を利かせりゃいいんだよ。まったくどうもねえ。えぇ? 弱りましたねそりゃあ。そのお嬢さんだってそうだよ。ねえ。歌を半分ばかし書いて寄越すぐれえだったら、その短冊にねえ。なめえと所ぐれえ書いてくれりゃ手間省けんだい。しょうがねえなあ。弱ったねえ。じゃあ、若旦那。もうよしなさい。えぇ? なめえも所も分かんねえ。そんなものをちゃんと書いていかねえような。普通だったらねえ、ありがとうございます。私はどこそこの誰ですってちゃんと言うもんだ。ねえ。うん、それが、そのただありがとうってそんなくだらない歌をしみったれに半分ばかり寄越す、よしなさい! そんな女。ねっ、脇になんか見つけましょう。
    若旦那:嫌だよ……その女じゃな
    熊:じゃあ分かりました。泣いちゃしょうがねえなもう。分かった。ちょっと待って下さいよ。 行ってきました。
    大旦那:分かったかい。
    熊:分からねえんですよ。
    大旦那:えぇ?
    熊:いや、聞かなかったってんです。
    大旦那:しょうがないねどうも。うーん、所も分から
    熊:所も何も分からねえ。もう名前も何も分からねえ。とにかく若旦那短冊を貰ってぽーっとしちゃったんで、何も聞かねえうちにそのお嬢さんいなくなっちまった。
    大旦那:そうか。弱ったな。
    熊:弱りましたね。
    大旦那:うーん、どうしよう。
    熊:そうですねえ、まあ、仕方ねえから、このまんま静かに息引き取ってもらうしか
    大旦那:お前何しに来たんだいうちに。本当にもう。せがれを助けるんですよ。探しなさい。
    熊:え?
    大旦那:探しな。
    熊:な、な、なんですか?
    大旦那:そのお嬢さんを探すんだ。
    熊:お嬢さんってどこのだれだか分からねえのに
    大旦那:どこのだれだか分かんねえから探すんだよ。えぇ、分かったら探すことはないんだ。
    熊:そりゃまあ、理屈はそうですけど、でも、んな、雲を掴むような話
    大旦那:大丈夫だよ。どうせ日本人なんだから。
    熊:そりゃ日本人には違いないけれども、日本人も随分いますよ? えぇ。そりゃあ弱りましたなあ。
    大旦那:そんなこと言わないで頼むやっておくれよ。えぇ、せがれのためなんだ。なっ、ただ頼まないよ。もしそのお嬢さんを見つけてきたら、お前の住んでいる三軒長屋お前にやるよ。ええ、うちにある借金も全部棒引きにしてやる。やんな。
    熊:いや、そりゃありがたいんですがね、うーんでもねえ。そりゃ、第一その何の手がかりもない
    大旦那:そんなことないよ
    熊:え?
    大旦那:そこにあるこの崇徳院さまのお歌だ。これが手掛かりになる。うん。あっ、ちょっと待ちなさい。おいおい、そこに硯と紙があるだろ。それちょっと書いとくれ。うん。せをはやみ 岩にせかるる滝川の 割れても末に会わんとぞ思う おう、書けたか? 書けたらこっちに持ってきな。うん。はい、はいはいはい。これはせがれが大事にしてるから返してやんなさいよ。うん。あぁ、おい。これ持って
    熊:ちょっと、持ってたってさ。弱ったねえ。こんなもんで探せますかね。
    大旦那:探せるんだよ。その気になってやっておくれ。いいかい。なにしろお医者様にはね、五日ぐらいしか持たないとそう言われるんだ。いいね、その間に娘さんを見つけてきなさい。もし、お前が見つけてこないで、せがれに万が一のことがあったときには、あたしゃね、お前をせがれの仇として名乗って出る
    熊:ちょいちょいちょっと待って。冗談じゃねえよ。分かりましたよ。こりゃあ大変なことになっちゃったなあ。どうもなあ。とにかく一旦うちにでもけえって茶でも飲んで落ち着いてかんげえよう。どうしていいか分かんねえや本当に。 今帰ったよ
    カミさん:あぁ、おかえんなさい。何だったい? えぇ? お棚の御用ってのは。
    熊:馬鹿馬鹿しい話だよ。えぇ? へっ、これ。
    カミさん:なんだいそれ。
    熊:えぇ? 歌の文句が書いてあるんだよ。
    カミさん:なあに?
    熊:若旦那がね、恋煩いしたんだ恋煩い。えぇ? 一緒にしてやりゃ病は治るってんで。ところがね、どこのお嬢さんだか分からねえ。それ探してこいってんだよ。
    カミさん:あらー、大変じゃないかね。手掛かりってえのは?
    熊:うーん、歌だよ。
    カミさん:それが手掛かり? ふーん、そりゃあ大変だ。
    熊:でね、もし見つけてきたら、五日の間に見つけてきたら、お前が今住んでいる三軒長屋をやるってこういうんだよ。
    カミさん:行っといで行っといで。行ってきなさい。
    熊:お前行ってきなさいっていうけれど見つかんなかったらどうなんだい
    カミさん:見付かる。見付かるよそれは大丈夫だよ。えぇ? 見つけて帰ったらなんだい大家さんなれるよ。ねっ。あたしだって大家の女将さんなんだ。ねっ。行っといで行っといで。さあ、早く行っといで。
    熊:ちょいと待ってくれ。茶の一杯ぐらい
    カミさん:生意気なこと言うんじゃない。見つけないうちは飲ませない。
    熊:ひでえこと言いやがんなお前。

    あっちに探しこっちに尋ねて一日中歩き回りましたが、その日は分かりません。あく朝早く起きて弁当持って出かける。それでも分かんない。そのあくる日もまた、そのあくる日も分かりません。

    カミさん:何をしてんだこの人は。もうじれったいねえ。まだ見つかんないのかよ。
    熊:うるせえなこんちくしょう。何を言ってやんだい。こっちだって一生懸命歩いて探してんだよ。本当に。
    カミさん:どういう探しをしてんだよ。
    熊:だからこの辺に水の垂れるのはありませんかって
    カミさん:水道の蛇口を探してんじゃないよ? お前さんねえ、歌の文句を書いてきてもらったんでしょ? えぇ? 手掛かりだって。なぜそれを大きな声でやらないんだよ。
    熊:やったよ。俺だって。えぇ? ずーっと往来それ大きな声でそれやってきたんだよ。
    カミさん:往来をそれ大きな声出してやってきたって駄目。売り声と間違えちゃうよ。ねえ、下手するってえとお前さん気が触れたのかと思われるよ。
    熊:ああ、そら、そう思うかもしれねえ。子供が随分付いて来るから。
    カミさん:馬鹿だね。あのねえ、湯屋とか髪衣床とこかそういうとこに飛び込むんだよ。ねえ、ああいうところはね、皆が噂を持ち寄ってくるんだよ。そこでもってやってごらん。その歌を。そうするってえと、その歌だったら、あそこのお嬢さんが。どこそこの娘さんがってんで、これが手掛かりになってくるじゃないか。いいかい? だからね、空いてるうちは駄目だよ? なるべく混んでる床屋湯屋を探して飛び込んでってやるの。分かったかい? 本当に。今日探して帰ってこないってえともううちに入れないから。早く行っといで。
    熊:うるせえ! ちくしょう。もうやだねえ。どうも。あぁー、なさけねえなどうも。あぁ、毎日毎日歩いてもう足が棒のようになっちゃたしなあ。これ下手するってえと若旦那より俺の方が先逝っちゃうかわかんねえ。弱っちゃったなあ、どもうもなあ。あぁ、せをはやみ 岩にせかるる滝川のーだ。もう本当に嫌だねどうも。あっ、床屋があった。こういうところにへえれってそう言ってたからな。床屋入ってみよう。ね。うぅーっとー。えぇ、床屋さんですね。
    床屋:そうですよ。
    熊:あら、やけに空いてんな。誰もいねえや。誰もいないんですね。
    床屋:えぇ、すぐにできますよ。
    熊:ああ、そうですか。じゃあ、また来ますから。
    床屋:いや、あんたすぐにできるんで!
    熊:すぐにできちゃいけないんだよ。しょうがないねどうも。混んでるとこ。あれ? ここが混んでるな。混んでる。ねっ、よいしょ。ははっ、いっぺえだ。えぇ、たいそう詰まってますな。
    床屋:えぇ、五、六人待っていただかないってえとね、ならないんです。へえ。お急ぎでしたらどっか他へ
    熊:いえ、いいんですよ。あっし詰まってんのを探して歩いてんですから。
    床屋:どぶ掃除みてえな人だねこの人は。そうですか。お待ちいただける。はい。じゃあ、どうぞおあがりになってええ、構いません。そこんとこで一服しててください。
    熊:そうですか、どうも。ちょいとごめんなさい。ええ。えぇー、どうも、こんちは。はっはっはっ、えぇ、結構な、ね。お天気でよろしゅうございますな。えぇ、雨もいいんですけどね、たまにはようござんすね。どうも表を歩く分にはね。足元が悪くなっていけません。ええ。それにね、気が滅入りますからな。ええ。やっぱり晴れていた方がようござんす。ええ。そろそろやってみるかな。 せをはやみ
    客:ああ、びっくりした。なんだいお前さん。
    熊:いやいやいや、気にしちゃ、気にしちゃいけません。えぇ。気にしちゃいけませんよ? せをはやみ 岩にせかるる滝川の
    客:もし、あなた。失礼な事を言うようですが、お職人には似合わない歌をご存じですな。
    熊:え、ええ。あの、極、あれなんでございます。つい二、三日前に。ええ。そうなんです。ええ。ええ、もう覚えました。何度も言ってますから。ええ。ええーいけませんか?
    客:いや、そんなことございません。ええ。崇徳院さまのお歌ですから驚きましたよ。
    熊:そうなんです崇徳院様の。よく知ってますねあなた。
    客:そうなんですよ。崇徳院って人だっつってましたねえ。もうなにしろね。近頃どこで覚えてきたんですか娘がその歌ばかりやってますんでねえ。えぇ。
    熊:ちょ、どいどいどいて。どいてどいて。ちょっとちょっとあなた。あのお話がありますがね。あの、あなた娘さんがどうの
    客:ええ、娘がその歌が好きなんです。
    熊:これが……好き。そうですか……あの、娘さん、水が垂れますか?
    客:別に水は垂れませんですな。
    熊:そうですか。蜜柑を踏んずけたような
    客:蜜柑なんか踏んずけませんよ? この間なんか大副踏んずけておっかさんに怒られた
    熊:あの、いい女ですか?
    客:そらまあ、ええ、近所で鳶が鷹なんて噂してくれてますなあ。
    熊:そうですか。御幾つですか?
    客:八つです。
    熊:せをはやみー

    湯屋に二十件、床屋に三十六件ばかりもうやっこさん顔がぴりぴりぴりぴりしちゃってふらふらになって

    熊:こんちはー。
    床屋:いらっしゃい。
    熊:床屋さんですねえ。
    床屋:そうですよ。
    熊:やっていただけますか?
    床屋:そりゃ、やれっていえばやれねえことはないが、あんたさっきいっぺん来た人でしょ。
    熊:そうかもしれません。何しろ、三十六件目ですから。
    床屋:へえ、ねえ。やりようがありませんなあ。
    熊:じゃあ、ヒゲ植えてくれますか。
    床屋:そんなことやったことありませんが、せっかくおいでになったんだ。こっちでおやすみなさい。
    熊:へい。ありがとう存じます。せをはやみ……
    床屋:だいぶ弱ってきてるねおい。
    頭:おうよー
    床屋:へい
    頭:おう
    床屋:どうもこりゃあ頭、しばらくでしたね。
    頭:ああ、ここんとこ忙しくてね。
    床屋:お仕事?
    頭:いや、そうじゃねえんだい。うん。もう、馬鹿な話なんだよ。えぇ? お棚のお嬢さんが患っちゃってね。これがいくら医者に見せても分からねえってんだよ。えぇ? 大旦那なんて大変な騒ぎだ。えぇ? 色んなところから御医者さまを紹介してもらって、んで、診てもらうだけどどうしても分からねえ。ねっ、ところが、えぇー今から三、四日前にね、うん。あの、その御医者様が見立てて、これは気の病。えぇ? 誰かに聞かせた方がいいってんで、宿下がりしているばあやを呼んできて、聞いてみたらこれが恋煩いってんだよ。ねえ? そりゃあ、恋煩いだったら相手と一緒にさせりゃいいんだ。どうしたんだって訳聞いてみるってえと、なんだかね、あの、御茶の稽古の帰りに清水の観音様にお参りして、それが終わってから掛け茶屋に入ってったら自分が座った目の前にね、どっかの若旦那風のいい男というのが座っている。もうそれでぽーっときちゃったらしいんだね。えぇ? それでもって立ち上がって出て行く。自分の膝の上に御乗っけておいたちゃぶくさってえのを落っこしたんだ。気がつかなかったんだけれども、それをそのいい男の若旦那ってえのが拾って届けてくれた。いい男ってのは何しても得なもんだい。うん、もうお嬢さん受け取るときにはね、ぶるっと震えてね、もう三日三晩震えが止まらなかったってんだ。ええ? あぁ、まあそれから帰って来てからてえものはとにかくね。なんにも喉を通らない。えぇ? おまんまが通らない。御粥が通らない。雑炊が通らない。思いが通らない。水が通らない。お湯が通らない。電車が通らない。バスが通らない。もうこんなに細くなっちゃって。えぇ? もう大変な騒ぎ。ねえ、うん、なんとかして探さなくちゃいけない。それをなんとか見つけよ。若旦那だぞ。若旦那見つけるんだよ。見つけた者には褒美として百円やるからなーってんで。まぁ、百円に皆目が眩んじゃってさ。ええ? 出入りに女だって何だって皆もう眼の色変えてばーっと探して歩いてるんだが、俺もなんとか見つけて、百円ありゃ助かるんだよ。えぇ? もうあんまり忙しくってね。湯にも入れねえし、湯も当たれねえんだよ。弱っちゃったよ。
    床屋:はぁ、大変ですな。それで、なんですか? 何か手掛かりがあるんですか?
    頭:その手掛かりってえのは馬鹿な話で、くだらねえんだよ。そのお嬢さんがね、何だか知らねえけんども、歌をね、半分ばかりね、うん。その短冊に書いて、その若旦那ってえのに渡したってんだ。えぇ? それが手掛かりだって。その歌の文句書いてもらったんだ。変な歌。これね、せをはやみ 岩にせかるる滝川の 割れても末に 会わんとぞ思うってこんなつまらねえ歌。半分やりくりして分かんないねえ。わけえもんってのは。ねえ
    熊:三軒……長屋……三軒……長屋……
    頭:なんだこら。なんか妙なもんが出てきやがったな。
    熊:三軒……長屋!!!! ったあ
    頭:お、おい。なにをするんだ。おい離せ!
    熊:離さない!! こんなところに三軒長屋がいた……おめえを探さんがために俺はもう手足を棒のようにして歩いて今日だって湯屋に二十件、床屋に三十六件。顔なんかぴりぴりぴりぴりしちゃってる。ちくしょうめえー、やっと見付かったー。おめえの出入り先のお棚のお嬢さんに用があるんだ。せをはやみ 岩にせかるる滝川の
    頭:ちょ、ちょちょちょっとまて。ちょっと待てこの野郎。こんちくしょう。妙な歌をおめえが知って、おい。するってえと何か? おめんところのお棚の若旦那がその短冊を持ってる? 百円……野郎め!!
    熊:なんだ!?
    頭:なんだじゃねえ、こんちくしょう。さぁー、うちのお棚に来い!!
    熊:いやぁーおまえがうちのお棚に来い!!
    頭:おめえがこっちにこい!
    熊:おめえが
    床屋:ちょっちょっちょっちょいとちょいと。おい、二人して何してんだい。危ないよそんなところで話せば分かるんだからさ。取っ組み合いをして危ないってしょうがないね。おい、ちょいと。おい頭やめとくれっての。うわーったった。ほら、言わねえこっちゃねえまったくどうも。えぇ? なんだい頭。鏡割っちゃったじゃないか。
    頭:なあに、親方しんぺえするない。割れても末に買わんとぞ思う。



    志ん朝師匠の崇徳院をそのまま文章化した。
    こちらのものをベースにこれより改変作業に入る。特に終盤の頭が出てくるところは勢いが無くなっているので、そこらへんをどうにかしたいと考えている。
    改変後、暗記し、実際に声を出して稽古をする。まだまだ先は長い。
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    今週の土曜日にとある大学にて落語会が開かれる。私はそれを聞きに行こう思っている。
    素人の落語を聞くぐらいなら、金出してプロの落語を聞いた方が面白いし、有意義だということは分かっている。 

    賭けをしようと思うんだ。

    落語が趣味というのは、聞く分にはいいが、喋る分には実に迷惑をかける趣味だ。
    素人の落語ほど聞きたくないものはない。長時間拘束した上に苦笑いをすることしかできず、暗記した落語を暗記したままに喋るのを見せられるのは、子供の学芸会を見るような微笑ましい心を持っていなければ堪えられない。そのような心に余裕がある人は現代においては実に珍しい。

    このまま趣味で落語を続けたって、相手に迷惑をかけるばかりだし、次第に満足がいかなくなって後悔するだろうということは目に見えている。

    ならば、本気でやるか、すっぱり諦めるかをハッキリと決めなければならない。
    勿論、落語を聞くのは好きだから聞き続けるので、喋ることに関しての賭けだ。

    その落語界で一人でも私が面白い、上手いなと思える人がいれば、落語を喋ることをすっぱり諦める。
    一人も面白い、上手いなと思える人がいなければ、一念発起して本腰入れてまた落語を稽古する。

    何故、そんな重要な賭けをどこぞの落研に委ねようとしているのかというと、
    落語というのはなによりもセンスが大事である。
    私のセンスがどこぞの落研にも劣るものであるならば、所詮は井の中の蛙。これ以上続けたって凡庸なもので、生涯を賭けてやったって上に昇り詰めることはできないだろう。
    昔から負けず嫌いであり、完璧主義者であるので、自分の才能を見極めるためにも、落語をやっている私と同じ素人と比較してみようと考えたわけである。

    勝手にこんな賭けをして、賭けられた方は迷惑極まりないが、私としては重要な事なのだ。
    アットホームな落語会の中に、ピリピリと苛立って重々しい空気を醸し出している目つきの悪い男がいれば、それは私であるので、もしも誰か会うことがあれば、なるべく話しかけずそっとしておくことをお勧めしておく。

    もしも、落語を喋り続けると決まったら、
    精力的に喋る場所を見つけていく。どこぞの老人ホームであったり公民館であったり、手当たり次第に連絡をとり、どうか落語をさせてくれないかと掛け合う。
    そうなれば最早、相手に迷惑であるということは念頭にも置かず、ただひたすらに自らの満足を得るために、自分の時間を全て削ってでもやるだろう。

    今になってこのような心持ちになるとは実に歯がゆい。
    この気持ちが大学生時代に湧き出ていたならば、私の人生は大きく変わっていただろう。
    今からでもまだ変わることができるのだろうか・・・。

    全ては土曜日の落語会にて決まる。

    最近、落語熱が再発してきたようで、志ん朝師匠の落語を毎日のように聞いているんでございます。
    そうするってえと、私なんか影響を受けやすい体質ですから、もう日常会話でも志ん朝師匠みてえな口調になってしまう。文章ですらそうなってしまうんですな。
    それがね、上手いっていうならいいんですよ。下手だから性質が悪い。見様見真似の猿真似でございますから、自分が下手であると知っているのにも関わらず、喋らずにはいられない。周りにはいい迷惑でございますよ。でも当の本人は熱が入っていますから、そんなのお構いなしでもって、聞かせたい、聞きたくないという攻防が繰り広げられるわけですな。

    そして、もっと性質が悪いことに、私は熱しやすく冷めやすい体質なんでございますよ。
    この前は江戸弁のような変な言葉遣いをしていたと思ったら、次の日には上方落語のような関西弁になっているといったもんで、ころころと口調が変わっていく。終いには言葉が混ざっちまっう。
    だから、私なんかが全国を周るってなると、方々の方言が混ざって、「いやー、今日もええ天気になっちょうだべや。気持ちよう陽気じゃけんのう」なんて、何や何やら分からないことになるんでございますな。

    熱しやすく冷めやすいですから、熱中しているときはいいんですな。ええ。冷めた時が問題ですよ。何故、私はこのようなことをしていたのかと客観的に見てしまうんですな。そうすると、もう後悔の日々が始まります。ですから、今こうして落語口調で書いているのも、熱が冷めますと即座に削除したくなるほど赤面物の代物になるわけでございます。こんなこと書いてたら消したくなってきた。まだ熱は冷めていないので、書き残しておきますが、そのうち消すかもしれませんな。

    さてさて、落語口調はこの辺にしておこう。あんまり書きすぎるとボロが出てくる。
    どうも、満面の笑みで幸せなら手を叩こうを歌い、手を叩く場面で真顔になって微動だにせず静止し、また笑顔で幸せなら手を叩こうを歌い始めることにハマっている私です。もちろん、手は叩かない。

    4月分は更新していると思っていたが、どうやら前回の記事更新が3月末であったので、それを4月分と勘違いしていたようだ。
    なので、今月は記事を2つ更新することを心がける(書くとは言っていない)

    今期視聴しているアニメは、

    ・ラブライブ二期
    ・ノーゲームノーライフ
    ・ピンポン
    ・蟲師
    ・ジョジョ
    ・キャプテンアース

    の計6作品となっている。
    もう昔のように精神力を減らす元気がなくなっているので、地雷を踏むのはせいぜい2つが限度だ。
    来期はさらに見たいと思うアニメがないので、もっと少なくなるだろう。

    それでは、今日はこの辺で。
    あれ? 本編であるアニメの話題より、落語口調で適当に書いた文章の方が長い・・・?