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    あまりにも周知しまくっていて、今更落語家にならないと言ったらどうなるのか恐ろしくてたまらない私です。どうも、こんばんは。

    いや、なるんですけどね。
    なるんだけど、この何とも言えないスリルがいいじゃないですか。
    ふっと、電車のホームでここから一歩飛び出せばどうなるんだろうって考えるあの感じ。やらないけどね!

    やっぱり面白い落語家って前座の頃から面白いんだそうですね。
    いやまぁ、当たり前のことなんだけど。
    スポーツにしたってなんだって上手い奴は最初からある程度上手い。
    私も前座の頃から面白いって言われることが出来るのかなぁなんて思うとナーバスになりますね。

    だって私自身はそれほど面白い人間ではないと自覚しているから。
    私よりも面白い人間なんてそこら辺の居酒屋行けば五万といる。喋りが達者でその場にいるだけで場が明るくなって自然と笑いが出てくる雰囲気の人は五万といる。素人ながら落語をやってそのフラだけで会場を爆笑にする人を私は知っている。落語が面白いんじゃない。その人が面白いのだ。

    そんな人たちを超えれるのかというと、そら厳しい。
    いつかそういう人たちになってみたいと思うが、こればかりは天性だ。どうにもなれそうな気配がない。

    だから落語をやりたいのかもしれない。

    昔から漫才が好きでよく見ていたが、見るたびに思っていたのが、ここをこうすりゃもっと面白いのにな。俺だったらそこでこうする。
    別に自分がそれをやるわけでもないのに、そんな傲慢な事を思っていた。
    大学生の時に最初に落語を聴いた時もそうだ。
    もう何の演目だったかは覚えていないが、そのとき思ったことだけは今でも忘れない。

    『これなら俺の方が面白くできる』

    いざ実際に自分で落語を演じてみるとこれが難しい。
    声の抑揚、テンポ、表情、仕草、どれ一つとってみても自分で納得のいくものではない。
    自分で演じたものを見てこれなら俺の方が面白いって思う辺りもう手の付けようがない。

    しかし納得のいく自分に辿り着けさえすれば、そんな「面白い人」に太刀打ちすることが出来るんじゃねえかなぁなんて思ったりする。
    最近になってようやく自分の落語を聴いていてその情景が微かに浮かぶようになってきたし、ここ一番の笑いどころは思わず吹き出すようになってきた。まだまだ納得のいくものではないのだが。

    前座の頃から面白い。
    そんな風に言われる落語家になりたい。
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